試算表(合計残高試算表・期首再振替)

 

次の資料(A)(B)に基づいて、平成X8年4月の合計残高試算表(一部)に記入してください。
会計期間は1年、決算日は3月31日です。
(A)平成X8年3月31日の貸借対照表(一部)試算表問題貸借対照表(期首再振替)
(B)平成X8年4月の取引
1日 再振替仕訳を行う。合計残高試算表問題(期首再振替)

(注)本問では貸借対照表も試算表も一部抜粋のため、解答も含め、借方合計と貸方合計が一致しません。

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【解答】合計残高試算表解答(期首再振替)

【合格直結の思考】

1.前払保険料について、期首再振替仕訳を行います。
(借)支払保険料 2,000(貸)前払保険料 2,000

2.仕訳の勘定記入イメージ(T字型)合計残高試算表解説勘定記入(期首再振替)

【合否を分けるポイント】

1.合計残高試算表の意味、記入方法を理解しているか?

2.期首再振替仕訳を理解しているか?
「再振替仕訳」といえば、決算整理として繰延や見越を行った勘定科目について行うものです。
次の会計期間に属する収益や費用分を次期に付け替えるのが繰延
次の会計期間に受け取ったり支払う予定の金額のうち、当期に属する収益や費用をその期末に表現するのが見越
具体的には、「前受~」「前払~」「未収~」「未払~」とつく収益や費用です。

本問の設例でいえば、例えば前期の12/1に保険料を6か月分(12月~5月分)¥6,000を前払いしていたとします。
12/1(借)支払保険料 6,000(貸)現金・預金 6,000
ところが、この¥6,000には、次の会計期間に属する4~5月分も含まれています。
そこで期末に決算整理として、この2か月分¥2,000を次の会計期間の費用として繰り延べしているのです。
具体的な仕訳(決算整理仕訳)としては
3/31(借)前払保険料 2,000(貸)支払保険料 2,000
この仕訳の意味は、当期の費用である支払保険料¥6,000から、次期の分である¥2,000を減らしてP/Lに表現しようというものです。
そして借方の前払保険料は、B/Sに資産(¥2,000分は先に払ってあるので、次の期はその分だけ支払いをしなくていい)として計上します。

そして決算が終わり、次の会計期間が始まったら、もうこの¥2,000は当期の費用になりますので、反対仕訳で元に戻しています(これを期首再振替といいます)。

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