固定資産台帳の記帳

 
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【例19-2】次の固定資産を固定資産台帳に記帳してください。
X8年7月1日に取得した備品C(取得原価¥360,000、残存価額ゼロ、耐用年数3年、数量1、定額法、当期末まで数量に変動なし)
固定資産台帳記帳法備品C

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【解答】

固定資産台帳記帳法備品C解答

【合格直結の思考】

1.解答すべき固定資産台帳の日付が「X9年3月31日現在」とあります。通常、固定資産台帳は期末日に作成するので、今年度がX8.4.1~X9.3.31とわかります。つまり、備品Cは今年度の途中で取得したとわかります。ということは当期首にはまだ存在してません。つまり、期首減価償却累計額と期首帳簿価額はありません。
2.当期減価償却費
X8.7.1に取得したということは、X8年度末まで、7月~3月で9か月保有していたことになるので、9か月分の月割減価償却費を計算します。
(取得原価360,000-残存価額0)÷耐用年数3年÷12か月×9か月=90,000
3.期末減価償却累計額
今年度に取得して、今年度しか減価償却していないので、期末減価償却累計額=当期減価償却費=90,000
4.期末帳簿価額=取得原価360,000-期末減価償却累計額90,000=270,000

【合否を分けるポイント】

1.備品Cは今年度途中に取得したということがわかること。なので、期首減価償却累計額及び期首帳簿価額がゼロだと判断できること
2.9か月分の月割減価償却費計算ができること
3.当期減価償却費=当期末減価償却累計額とわかること

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