固定資産(付随費用・売却損益)

 
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次の取引について、下記の語群から勘定科目を選んで仕訳してください。
以前に購入していた土地(購入価格¥1,000,000、購入手数料¥30,000)を¥1,000,000で売却し、代金は後日受け取ることとした。
(語群)現金・売掛金・未収金・土地・固定資産売却益・固定資産売却損・支払手数料

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【解答】
<借方科目・金額> / <貸方科目・金額>
未  収  金 1,000,000/土 地 1,030,000
固定資産売却損  30,000

【合格直結の思考】

1.購入手数料=付随費用=固定資産の取得価額に含める
その付随費用¥30,000を含んだ¥1,030,000分の土地を手放し(貸方)

2.代わりに得られる(借方)代金は¥1,000,000だけ。
損した¥30,000分は売却による損=固定資産売却損。

3.「後日受け取る」代金は、商品の売上によるものではないので、「売掛金」ではなく、未だ収納されていない「未収金」

「あれ、期首なの期中なの?」って思った人。
土地は減価償却しないから期首も期中も関係ナシ。
減価償却費の計算や仕訳を伴わないからラッキー!

【合否を分けるポイント】

    • 購入手数料は「支払手数料」ではなく、付随費用として固定資産の取得原価に含める
    • その取得原価より高く売れれば、差額は「売却益」、反対は「売却損」

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公開日:
最終更新日:2018/01/28