決算整理・精算表(売上原価計算・仕入の行で)
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次の決算整理事項に基づいて精算表を完成させてください。
[決算整理事項]
商品の期末棚卸高は¥3,000であった。
売上原価は「仕入」の行で計算すること。
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【解答】
【合格直結の思考】
1.(期首の)繰越商品¥2,000を売上原価に加える(=仕入に振り替える)
(借)仕 入 2,000(貸)繰越商品 2,000
そしてこの修正仕訳を精算表の修正記入欄に記入する。
2.期末在庫(=商品期末棚卸高¥3,000)を売上原価から引く(=仕入から繰越商品に振り替える)
(借)繰越商品 3,000(貸)仕 入 3,000
そしてこの修正仕訳を精算表の修正記入欄に記入する。
3.もともとの残高試算表の数値に修正記入を加減した結果を損益計算書欄及び貸借対照表欄に記入する。
繰越商品は資産なのでB/Sへ
仕入は売上原価(費用)なのでP/Lへ
【合否を分けるポイント】
1.売上原価の計算方法と仕訳を理解しているか?
<計算方法>
当期の仕入高に、前期からの在庫を加えて(a)、当期末の在庫(売れ残り)を引く(b)
<仕訳>
(借)仕入XXX(貸)繰越商品XXX・・・(a)
(借)繰越商品XXX(貸)仕入XXX・・・(b)
2.修正仕訳を正確に修正記入欄に記入できるか?
3.残高試算表欄+修正記入の結果を、勘定科目のグループに応じて損益計算書欄及び貸借対照表欄に記入できるか?
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公開日:
最終更新日:2018/01/28